ウィークリーニュース

2017.02.21

vol.909

 『雇用保険法改正案を提出 料率引き下げへ-厚労省』
 
 厚生労働省は雇用保険法等の一部を改正する法律案を国会に提出した。
 
 改正案で実務的に影響が大きいのは、4月1日から施行が予定されている雇用保険料率の引下げだろう。平成29年度から31年度の時限的な措置として、保険料率を0.8%から0.6%に引き下げる。
 その結果、一般の事業の場合、被保険者の負担は3/1000、事業主負担は6/1000となる。建設業の場合は、被保険者の負担は4/1000、事業主負担は8/1000となる。
 
 次に育児休業の制度の見直しも重要となるだろう。10月1日施行が予定されている改正案では、原則1歳までである育児休業を6ヵ月延長してもなお保育所に入れない場合等については、更に6ヵ月の再延長が可能となる。子どもが2歳になるまで育児休業の取得が可能となるわけだ。
 
 そのほか、ハローワークや職業紹介事業者等のすべての求人を対象に、一定の労働関係法令違反を繰り返す企業の求人を受理しないことが可能となる(公布から3年以内に施行予定)、求人を行う企業が虚偽の求人申し込みを行った場合に罰則の対象となる(平成30年1月1日施行予定)、募集時と採用時の条件が異なる場合は、求職者に内容明示が義務づけられる(同)。
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 真似る事が独創の基』
 
 物事を真似(まね)ることは、人類誕生以来の人間の本性である。
 例えば、乳幼児が歩いたり話したり、人が挨拶したり料理をしたりすることは、全て真似る事によって発達する。極言すれば、人の習慣や思想等はほとんど真似る事によって習得出来る。学校や会社等において難がある人の共通点は、始めに先輩や教師が指示する事を素直に真似る事を怠るからではなかろうか。例えば、「人の指導や命令をしっかり聞かない」「基礎的な挨拶や習慣を学ばない」「指示があっても、まず反論する」等である。
 芸術や武術の世界には、「守・破・離」(しゅ・は・り、守=型を真似る、破=型を破って工夫を加える、離=独自の型を形成する)がある。このような世界においては、師が教える型を徹底的に真似て初めて修業時代が終わる。「破・離」は、型を真似て「守」を完全に習得した後に始まる。会社においても、型を教える社員の教育訓練は必要不可欠である。
 しかし、年功序列の崩壊等の影響もあって、部下が上司の知識・技術や言動等を真似る努力が薄れているようだ。会社側としても、社員の経験年数や知識レベル等に応じた教育訓練を繰返す努力が必要だ。結局、独創的な技術やアイデア等は、定型的な事柄を真似て習得することで生まれて来るものである。
 
 
株式会社横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))
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