ウィークリーニュース

2017.01.10

vol.903

『戸数要件満たさず違法といえず 税還付で原判決を破棄―最高裁』
 
 土地の取得に対する不動産取得税を納付した被上告人が、当該土地上に建築された複数棟の建物につき、同税が減額されるべき住宅に該当するとして還付を求める申請をしたところ、東京都都税総合事務センター所長から還付しない旨の処分を受けたため、処分の取り消しを求める事案で最高裁第一小法廷は、処分は違法であり、被上告人の請求を認容すべきだとした原判決を破棄、被上告人の控訴を棄却した。
 
 原審と最高裁で判断が分かれたのは、地方税法施行令附則6条の17第2項の共同住宅等に関して定められた戸数要件を充足するか否か。原審は、1棟の共同住宅等ごとに判断されるべきことは文言上明示されておらず、減額規定は複数棟の共同住宅等で合計100以上の独立区画部分がある場合にも適用されるとした。
 最高裁は、第2項にいう「居住の用に供するために独立的に区画された部分が100以上ある共同住宅等」に当たるか否かは、1棟の共同住宅等ごとに判断すべきものとし、本件各建物は1棟ごとの独立区画部分がいずれも100未満であって戸数要件を満たさないから処分は違法とはいえないと説示。その上で、被上告人の請求は理由がなく、これを棄却した第1審判決は正当であるから被上告人の控訴を棄却すべきだとした。
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 社長と社員の言い分
 
 親、特に父親と子は、昔から気が合わず悩む者が多かった。この状況は現代でも変わらない。物事の捉え方は、親子の年齢差や時代の思想、社会経験等によって違うから、当たり前の現象なのであろう。
 
 社長と社員(又は上司と部下)の間にも似たような問題がある。例えば、社員が「社長は社員の気持ちが分からない」「社長は社員が提案する新しいことを何でも排除する」等の批判をしたりする。反対に、社長が「我が社の社員は経営や仕事の厳しさが分かっていない」「社員は給料をもらう有難みを知らない」等の言葉をよく聞く。
 
 以上はどちらの言い分が正しいかの問題ではなく、要は相手の立場や考え方を冷静に思い遣る心情が不足しているのであろう。社長が社員の行動や心情を知る必要があることは当然であるが、社員が社長の思いを理解しようとする努力も大切であろう。
 そこで、社員から見た社長の評価が無責任な批判や悪口にならない態度は、どうすれば良いであろうか。その一つは、社長の意見を素直に聞く姿勢である。結論だけ聞いて反発するのではなく、その根拠や理由を確認したり想像したりすることである。もう一つは、自分が思い通りにならない不満や怒りを社長の所為にせず、自分の力量や努力の不足を反省することである。  
 
 
株式会社横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))
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