ウィークリーニュース

2016.11.22

vol.896

『雇用保険法の改正 65歳以上の労働者に注意』
 
 現行の雇用保険法では65歳以上の労働者が新規に雇用される場合、雇用保険に加入することはできない。また、すでに雇用保険に加入している労働者が4月1日時点で満64歳以上の場合、保険料は免除される制度となっている。
 
 上記の制度が若干変更される。平成29年1月1日以降、現行法上適用除外となっている65歳以上の労働者も雇用保険の加入対象となる。また、平成32年度から現在保険料が免除されている64歳以上の労働者については雇用保険料の徴収が始まることになる。実務的には、まだ先である保険料徴収についてより、65歳以上の労働者の雇用保険加入が気になるところだろう。
 対象となるのは、平成29年1月1日以降に雇用される65歳以上の労働者のみならず、その時点ですでに働いており、入社時に65歳以上だったために雇用保険の加入を行わなかった者となる。平成32年度までは保険料が免除されるので、該当する従業員については、給与計算ソフトの設定を確認した上で登録し、保険料の徴収を行わないよう注意が必要だ。
 
 年末に向けて忙しくなる前に、該当する労働者がいるかどうか、いる場合は、その者の雇用保険被保険者番号の確認等の事前作業を進めておいた方がいいだろう。
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 尊敬される社長の条件
 
 「錦の衣を着てその上から薄ものをかける」という言葉がある(出典は『中庸』であるが、原典は『詩経』にある。金谷治訳注『大学・中庸』岩波文庫参照)。
 錦は薄ものをすかしてこそ美しいというものである。
 メーカー10社の社長と個々に聞き取り調査をする機会を持った。全てが独自の商品(技術)を持った会社で、小規模ながら地域では存在感のある企業である。社長から聞く話は日本の製造技術や商品の優秀さであり、日本経済の土台は中小製造業と思ったほどだ。さらに驚嘆したのは社長の人間性であった。社内外の人間関係を上手に治めて行く原理原則を修得しているように見えた。正に、外見は平凡な人物であっても(冒頭の「薄ものをかける」)内面に錦の衣を着けている。当然、役員・従業員・取引先等から信頼・尊敬されているだろう。
 信頼・尊敬される社長の条件としては、例えば次のような事柄が挙げられる。
  (1)謙虚で、部下や取引先等に思い遣りがある
  (2)従業員を大切に扱い、研修や修養に金や時間を惜しまない
  (3)役割分担を守り、各立場の行動を尊重する
  (4)優秀な従業員の貢献を称えると同時に、下積み従業員の処遇も忘れない
  (5)従業員が避けたいような職務(苦情処理等)を積極的に引受ける。
 
 
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

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