ウィークリーニュース

2016.10.11

vol.890

 『ハードルが上がる再雇用制度 企業側不利な判決続く』
 
 改正高年齢者雇用安定法施行に伴い65歳までの雇用延長措置が求められている。定年後に従前と異なる労働条件で再雇用する制度が一般的だ。
 
 厚生労働省のホームページでも「高年齢者の安定した雇用を確保するという高年齢者雇用安定法の趣旨を踏まえたものであれば、最低賃金などの雇用に関するルールの範囲内で、フルタイム、パートタイムなどの労働時間、賃金、待遇などに関して、事業主と労働者の間で決めることができます」としており、従前同様の労働条件は求められていない。
 
 しかし、定年後の再雇用にあたり、事務職からパートタイム職で清掃業務への転換を提示されたのは不当かどうかで争われた裁判で、企業側に賠償命令が出された。定年を控えた労働者の能力が基準を満たしていないためパートタイムでの清掃業務を提示され、労働者が拒否したというものだ。
 
 判決では改正高年齢者雇用安定法の趣旨に明らかに反しており違法だとしている。以前も定年後に同様の業務を行っているにも関わらず、賃金を下げるのは不当であるとして争われた裁判で、業務の内容や責任が同じなのに賃金を下げるのは労働契約法に反するとされている。再雇用制度の運用にはより一層の慎重さが求められている。
 

 
『☆☆☆Weeklyコラム☆☆☆ 経営者の努力と好運
 
 経営(商売)を長年やっていると、努力をしても報われない時もあれば、特別な努力をしないのに大きな成果に恵まれる時がある。一般に前者の方が多いかもしれない。そこで誰でも好運(=特に努力したわけでもないのに、ものごとがよいほうへうつること[三省堂『国語辞典』])を願うが,中々決め手になる手段は無いようだ。先日、地方の山奥の国道で大渋滞があった。マスコミで、ある神社のお守りに大変な御利益があることが出て、渋滞は大勢の人がお守りを入手する為であったそうだ。これは神頼みであるが、人は懸命に努力しつつも好運の巡り合わせを期待するのだろう。
 
 では、一体「運」(ここでは好運)とは、どんな人に、どんな時に多く訪れるのであろうか。好運は誰にでも多かれ少なかれ訪れると思うが、筆者は次のように予想する。
 
  (1)何かの決定に迷ったら、一定時間考えて必ず決定する(又は行動する)。一日延ばしをしない
  (2)過度の用心をしない心掛けをする
  (3)疚(やま)しいと思うこと(特に法的不正)は絶対にしない、等。
 
 また、好運がよく訪れる時機は、決して順調な時や平穏な時ではなく、物事が思い通りに運ばない窮極の状態に陥っている時かもしれない。そこから抜け出す工夫や努力こそが好運を招く可能性が強いようだ。
 
 
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

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