ウィークリーニュース

2016.08.30

vol.884

『長時間労働の是正策 テレワーク実施と検証進む』
 
  安倍内閣が提案する「働き方改革」では、「同一労働同一賃金」、「時間労働の是正」、「高齢者の就労促進」、「テレワークなど柔軟な働き方の促進」があげられている。このうち、以前から課題にあがってはいるものの、なかなか普及が進んでいないのがテレワークだ。テレワークはITを活用することで、会社に出社せず、サテライトオフィスや在宅で勤務が可能となる制度だが、思ったように普及が進んでいない。
「テレワーク人口実態調査」によると、在宅型テレワーク人口は東日本大震災の影響により2012年に約930万人で最多となって以降、減少傾向にある。2014 年は約550万人だ。
 
 総務省では7月にテレワークウィークを実施、昨年度実績1,078名のテレワーク利用職員を1,300名規模に拡大することを目標とした。また、神奈川県庁も来年3月まで在宅型テレワークを実施し、使い勝手やセキュリティについての検証を行うことにしている。テレワークはIT投資が必要なこともあり、中小企業においては普及が進んでいない。しかし、今後の労働力人口の減少を考えると、労働力の確保は企業の死活問題となる。育児や介護の合間に仕事ができるテレワークは、その解決策の1 つとして有効な手段だ。
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 鍛錬による習得
 
 子供のころ、学校の帰り道でこんな見聞をして感動した覚えがある。例えば、左官(かべ屋と呼んだ)が巧妙な手つきですばやく壁を塗る姿、農民が並んで踊るように田植えをする姿、竹細工屋が手品のようにカゴを編んでいる姿、等である。長年に亙る仕事の鍛錬で習得したのであろう。
 現代も、仕事に熟練するまでには長い時間を要するが、上記のような他人の仕事を見る機会は減っているようだ。家内工業的な仕事が減り、他人の仕事を観察出来る環境が少なくなっているからであろう。仕事に熟練出来る過程は、その業務や時代によっても違うが、建築・農業・飲食等を例にすれば、大体次のようになる。
 (1)第一段階:初歩的な下働きを素直に実行し、頭を使うことよりも手足を動かすことを心掛ける
 (2)第二段階:仕事に慣れ、ややマンネリ化を感じるようになったら、仕事の技法や進め方等を工夫し、上の者から頼りにされるような職業人を目指す
 (3)第三段階:一人前と扱われるようになったら、尊敬される人間性と独自の技術を形成する努力(朝鍛夕錬の工夫)を積むことになる。『論語』(岩波文庫参照)に、「一以てこれを貫く」とあるが(生き方や方針を一貫するという意味もある)、人が鍛錬して本当に習得出来る仕事は一つかもしれない。 
 
 
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

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