ウィークリーニュース

2016.08.09

vol.881

『明確な時期決めてないが2割超 中小企業の事業承継―日本公庫』
 
 日本政策金融公庫が中小企業を対象に行った事業承継への意識等に関する特別調査で、事業承継時期は、経営者の年齢層が高くなるにつれて「今後10年以内」とする企業が増える傾向にあり、60歳以上では50%を超えることがわかった。
 その一方、60歳以上であっても「明確な時期は決めていない」の回答が20%を超え、「まだ考えていない」と合わせると30%超を占めた。また、事業承継の課題として、経営の承継問題では「事業承継者を教育すること」(42.0%)と「取引先との関係を維持すること」(37.6%)、後継者の選定問題では「候補者を確保すること」(27.6%)、資産・負債の承継問題では「借入に対する現経営者の担保等を解除すること」(21.5%)の比率が高い―ことなどもわかった。
 事業承継にあたって相談する(相談済み、相談予定も含む)相手については「家族、親族」(39.0%)が最も多かった。次いで「税理士、公認会計士」(38.3%)、「役員、従業員」(25.2%)と続く。事業承継をする(予定の)相手先は「家族、親族」(49.6%)が最多。次いで「明確に決めていない」(24.9%)、「役員、従業員」(22.4%)と続く。「明確に決めていない」と回答した企業の経営者の年齢層は60歳以上が41.3%を占めた。
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 時間を売る商売
 
古代インドには、非常に長い時間単位「劫(こう)」があった。一劫は、四十里四方の立方体の岩石を天人が軽い羽衣で百年に一回払拭し、その岩石が磨滅してなくなるまでの時間である(一劫の定義には、他にもいくつかの説がある)。
 
 これに比べれば、人生の長さは実に微々たる一瞬間であろう。人が時間を最も価値あるものと扱う理由である。例えば、電車であれば一般にスピードが高い程(つまり一定距離を走る時間が短い)価値があるとされる。だから、普通列車と特急列車とでは、特急の方が料金は高い。その差は時間節約代と言える。その他にも、一般道路と高速道路、海外等に行く場合の船舶と飛行機・・・と、例を挙げたら切りが無い。
 
 そもそも、商品サービスのかなり多くが時間を売る(お客が報酬を払って自分の時間を節約出来る)ことで成り立っている。例えば、クリーニング業・家事代行業・宅配業・引越し業・弁当総菜販売業等の発生要因の一つは、報酬と時間の交換にあった。
 
 今後も新商品の多くが、お客が時間を節約出来るような分野から生まれるのではなかろうか。したがって、現在のままでは時間が長くかかるような商品は衰退し、時間が節約出来る全く別の商品が登場する可能性があることに留意しなければならない。
 
 
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

※本記事・内容の無断転載を禁じます 

事務所案内

税理士法人 横井会計
〒520-0046
滋賀県大津市長等1-3-25

  • TEL:077-523-2023
  • FAX:077-523-2028
  • MAIL:office@yokoi-kaikei.com
ページの先頭へ