ウィークリーニュース

2016.07.05

vol.876

『依然続く定時決定時調査 不正発覚のケースも』
 
 算定基礎届の提出時期が近づいている。各事業場には算定基礎届等の用紙が届いている頃だが、今年度も例年通り定時決定時調査が行われる予定で、慣れていない事業場では調査の呼出状に驚くことが少なくない。定時決定時調査は4年に1度回ってくると言われている。
 一般的には社会保険加入の必要のある従業員の漏れがないかどうか、定時決定にあたって届け出る給与額に間違いがないか、随時改定に該当していないかどうか等を中心に調査が行われる。出勤簿や賃金台帳の提出を求めてチェックが行われるほか、源泉所得税の納付についての資料の提示により、人件費に矛盾がないかについても確認が行われる。
 
 当然、法的にまったく問題のない運用を行っている事業場においては、すべての資料をそのまま提出して確認を受ければ済むだけの話だが、「本人がいやがっている」「法定福利費がもったいない」といった理由で社会保険の加入を逃れているケースの場合は要注意だ。加入漏れが発覚した場合は、最悪の場合2年遡及して加入する可能性があるからだ。その間の保険料の負担も大きい上、その従業員がその期間に市町村国保等の給付を受けていた場合については別途手続きが必要となる。不正行為は厳に慎むべきだろう。
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 勘の養い方
 
 勘とは、「直感的にさとる、心のはたらき」だと言う(三省堂『国語辞典』)。
 勘の定義はともかく、一体勘はどのように養うものだろうか。筆者としては、勘は何かに有用な単純な動作や訓練によって習得出来る、と考える。
 筆者が子供の頃、川で「あんま釣り」という竿を前後に動かして雑魚(ざこ)を釣る方法があった。当然、たくさん釣る子もいれば、全然釣れない子もいた。ある時、良く釣れる子の動作を眺めていて偶然気づいたことがあった。竿の角度と前後させる幅が自分とは違うのである。それを真似ているうちに良く釣れるようになった。
 一般に、どんな仕事も反復によって徐々に上達する可能性が高い。しかし、反復する動作や訓練の方法を誤ると、有用な勘を養うどころか悪い癖を身に付けてしまう。例えば次のような心掛けで取組むことが大事ではなかろうか。
 (1)反復して習得するような技術や工夫は、手本となる人物を見習って訓練する
 (2)初心者からやや進んだ者の傾向として、物事に慣れたら(又は飽きたら)勘は鈍くなる
 (3)勘とは、何かを達成する秘訣と言っても良い。真剣な学習や体験によって習得出来る可能性が高い
 (4)勘を働かせるとは、物事の目的と目標を明確にして、観察する目の付けどころを真剣に探す行為である。
 
  
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

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