ウィークリーニュース

2016.05.03

vol.867

『義援金の税務上の取り扱い 国税庁がFAQを公表』
 
 国税庁は今般、熊本地震に対する義援金等の取扱いについてFAQを公表した。
 
 【Ⅰ寄付をした個人・法人の課税関係】 熊本県下・大分県下の災害対策本部や、日本赤十字社に対する義援金は、個人の場合は「特定寄附金」に、法人の場合は「国等に対する寄付金」に該当し、それぞれ寄付金控除、全額損金算入の対象となる。募金団体を通じた義援金も、その最終的な拠出先が地方公共団体であれば同様の取扱い。(日本赤十字社に対する法人の義援金で地方公共団体に拠出されない場合は、特定公益増進法人に対する寄附金として特別損金算入限度額の範囲内での損金算入となる)。
 また、救援活動を行う認定NPO法人への義援金は、個人では寄附金控除又は寄附金特別控除の選択適用、法人では「特定公益増進法人に対する寄附金」に含めて計算した損金算入限度額内での算入となる。
 
 【Ⅱ義援金を募集する募金団体の確認手続】 義援金が確実に国・地方公共団体に拠出されるとの判断に受付専用口座の設置が有効だが、設置しない場合も、団体の現預金と義援金とが明確に区分されていれば税務署の確認を受けられる(振込票等に代わるものとして預り証の発行が必要)。
 
 【Ⅲその他】 確定申告で必要となる書類や、寄附金控除等の額の計算方法を掲載。 
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 本当の書き入れ時
 
 どんな商売にも「書き入れ時」というものがある。例えば、居酒屋や宴会場であれば年末年始の忘年会や新年会、宅配業であればお中元やお歳暮、引越し業であれば異動シーズンの春季、等である。
 
 また、仕事には一日単位・週単位・月単位で忙しいシーズン・曜日・時間帯等がある。飲食店のように昼食時と夕食時が忙しい業種もあるが、一般に一日単位であれば始業から昼頃までの午前中が忙しいものである。前日の残務を処理したり、外部と連絡を取ったり、営業マンが訪問して来たりと、瞬く間に過ぎる時間帯かもしれない。
 
注意したいのは、忙しい期間(時間帯) と書き入れ時は一致しないことである。こんな体験をしたことがあるだろう。「今日は朝から慌ただしかったなあ。昼休みも取れなかったよ」と。このような日は事後処理や突発的な仕事だけが多く、稼ぎは少なく、実質的な書き入れ時とは思えない。
では、本当の書き入れ時はどのように呼び込むのか。仕事をする前に行う事前準備、例えば経営計画や斬新な企画を充分に練ることである。例えば、年末の忘年会需要を開拓する場合、接客サービスや忘年会サービスの販促企画等を充分に準備することが決め手になる。本当の書き入れ時は、前もって充分に準備することで獲得出来る。
 
 
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

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