ウィークリーニュース

2016.04.19

vol.865

『雇用情勢改善等に伴い雇用保険料率が引下げに』
 
 3月29日に「雇用保険法等の一部を改正する法律案」が国会で成立し、平成28年度(4月1日から29年3月31日)の雇用保険料率が変更となった。
 
 新しい雇用保険料率は、一般の事業で労働者負担4/1000(1/1000引下げ)、事業主負担7/1000(1.5/1000引下げ)となった。
 事業主負担のうち、失業等給付の保険料率は4/1000、雇用保険二事業の保険料率は3/1000だ。
 また、農林水産・清酒製造の事業では労働者負担5/1000(1/1000引下げ)、事業主負担8/1000(1.5/1000引下げ)、
 建設の事業では、労働者負担5/1000(1/1000引下げ)、事業主負担9/1000(1.5/1000引下げ)となった。
 今回の引下げは、雇用情勢の改善に伴う失業率の低下と雇用保険料の積立金が6兆円に達していることなどが主な理由だ。1.5/1000の保険料率の引下げ効果を考えると、年収300万円の従業員が100人在籍している企業にとって、年間45万円の経費削減となる。
 そのほか、介護休業取得を後押しするために介護休業取得回数を現行の原則1回から最大3回に増加、介護休業給付金についても40%から67%へ引き上げる措置なども盛り込まれている。 
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 一つのことに打ち込む
 
 世の中全般、近年ますます文化・経済・技術・生活様式等の変化が驚くほど早い。一体、何を基準に選択・行動したら得策なのか迷う。やむを得ず人生の途上で失業や転職をしたり、業種転換したりすることもある。しかし、一般に職業や事業分野の選択については、事前に熟慮して決めたことは安易に変更しない方が旨く行くようだ。
 
13世紀に道元の弟子懐奘が編集した『正法眼蔵随聞記』に、「人は、世間の人も、衆事を兼学して何れも能(よく)もせざらんよりは、只一事を能して、人前にしても、しつべきほどに学すべき也」(多くの事を同時に学んで、そのどれも、よくはできないよりも、ただ一つの事に練達して、人前に出ても恥かしくないほどに学ぶべきである)とある(山崎正一全訳注、講談社学術文庫)。
知人のA氏は、50年以上植木職人をしている。バブル期には、同業者が次々に景気の良い開発地域の造園や花木販売等多角化したが、A氏は息子達と個人住宅や公園の植木手入れをしてきた。固定客の紹介によって業績は順調で、植木の知識や技能が認められて、A氏と息子達は一流の植木職人として有名になった。
職能でも、学問でも、芸術等でも、その道で熟練者を目指す人は、一つのことに長く打ち込む心掛けが絶対条件であろう。
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

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