ウィークリーニュース

2016.03.15

vol.860

『社会保険料の控除は例年通り 昨年との違いに注意』
 
 協会けんぽの保険料率は、例年3月分の保険料(4月納付分)からの変更となる。昨年のこの時期に予算案の閣議決定が遅れたこともあり、昨年度は1ヵ月遅れの4月分の保険料(5月納付分)からの適用となった。今年は例年通りの時期に戻ることになるので注意が必要だ。
 
 先般確定した都道府県ごとの保険料率は、全国平均で昨年同様10.0%の据置きとなった。全国一律の介護保険料率は、昨年1.72%から1.58%に引き下げられたが、こちらも据置きだ。
 
 都道府県ごとの保険料率を見ると、引上げとなったのは27道府県、引下げは18都府県だ。東京、神奈川では0.01%引下げ、千葉は0.04%引下げ、埼玉も0.02%引下げとなった。関東圏では比較的保険料率の差異は少ないが、全国的に見ると、保険料率の差は拡大傾向にある。
 
 現状、各都道府県間で急激な保険料率の差異がでないように経過措置が取られているが、それも平成31年度までに段階的に廃止されることになっている。保険料率は佐賀が最も高く10.33%、新潟が最も低く9.79%で、昨年は0.35%だった両県の保険料率の差が0.54%に広がる結果となった。なお、佐賀の保険料率が全国最高となるのは6年連続となる。 
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 百里を行く者は
 
 表題は、「百里を行く者は、九十を半(なか)ばとす、と。此れ末路の難(かた)きを言うなり」(『戦国策』林秀一・福田襄之介著、明治書院新書漢文大系)という言葉で有名である。人生や事業経営等は、途中がずっと順調であっても最終コーナーが難しい。
 
 筆者は経営戦略や経営計画の策定と指導をしている。例えば5年間の経営改善計画の場合、最初の2年くらいで改善が大きく進み、3年で目標近くに達してしまうことがよくある。ところがここで力を抜くと、4~5年目で元の厳しい状況に戻ってしまうことがある。目標に近づき、油断すると最後の仕上げがうまく行かない。
 
 人生も同じかもしれない。例えば、会社員等が定年まで数年となり、「何とか無事に終えそうだ」と気を抜いた時が要警戒だ。勤務年数では90%を超えたかもしれないが、最終の数年間で状況が大きく変わることもある。もちろん悪い方だけではなく、思わぬ良い方に向かうこともある。筆者の友人は、定年の2年前までずっと総務課長だったが、事業承継の際に後継者から突然副社長に指名された。人生と事業経営は、たとえ目標近くまで順調に行っても道半ばと気を引き締めて、最終コーナーこそ一層用心して奮起する姿勢が大事である。
 
  
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

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