ウィークリーニュース

2016.02.23

vol.857

『H28年度税制改正大綱(8)多様な納税環境整備実施』
 
 今回は、多方面において円滑・適正な納税のための環境整備が行われた。
 ○クレジットカードに係る事項につきインターネット上で行う国税の納付を、納付受託者に委託することが可能となる。納付日は、受託者が委託を受けた日とみなされる。
 ○加算税制度について、
   1)調査を行う旨、調査対象の税目及び期間の通知から更正予知までにされた修正申告に基づく過少申告加算税の割合を5%(現行0%)とし、期限後申告又は修正申告に基づく無申告加算税を10%(同5%)とする。
   2)期限後申告等の日の前日から5年前までの間に、その申告等に係る税目につき無申告加算税又は重加算税を課されたことがある場合は、期限後申告に基づき課する無申告加算税又は重加算税の割合に10%を加える。
 ○所得税の青色申告承認申請書等や非課税貯蓄申込書等について、提出者等の個人番号の記載を要しないこととする。
 ○昨年12月の最高裁判決を踏まえ、申告後に減額更正がされ、その後更に増額更正又は修正申告があった場合における延滞税等について、
   1)その申告に係る納付日から増額更正等までの間は、増額更正等により納付すべき税額(*)に延滞税を課さないこととする。
   2)さらに、(*)には加算税を課さないことを法令上明確化する。
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 経営指導者の役割
 
 一般に、経営指導は経営者と波長が合わないと首尾よく長続きしないと言われる。波長が合うとは、経営者が指導者の話を真剣かつ素直に聞き、お互いに自己が主張する場合と譲る場合が歯車のようにかみ合って共感出来ることである。技術や経営知識の指導は、その能力に信頼がおければ満足するだろう。しかし、経営方針や長期ビジョン等は、その作り方を指導するような経営ノウハウでは遠からず飽きられてしまう。指導者は、経営者と同様に経営の悩みや夢等を穏やかにかつ素直に聞いてアドバイス出来る人間性の修養が必要である。
 
 指導者の理想を言えば、『論語』(金谷治訳注、岩波文庫)にもある通り、「子は温にして厲(はげ)し。威(い)にして猛ならず。恭(うやうや)しくして安し」(先生はおだやかでいてしかもきびしく、おごそかであってしかも烈(はげ)しくはなく、恭謙でいてしかも安らかであられる)である。指導者は本業を指導することは当然、経営者の事業構想や計画をほめたり、失敗した時は励ましたり、時には経営者の傲慢な経営姿勢を気づかせたりすることも必要である。筆者は、経営者が真剣に指導者の話を聞いているうちは(頷く・メモを取る・目を合わせる等)、顧問契約を継続して良いと考えている。
 
 
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

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