ウィークリーニュース

2016.02.16

vol.856

『H28年度税制改正大綱(7)移転価格税制のルール化明記』
 
 本改正では、移転価格税制に係る文書化制度についてBEPSプロジェクトに基づく以下のルールが明記された。
  1)国別報告事項:多国籍企業グループの最終親事業体は、事業を行う国ごとの収入金額、税引前当期利益の額、納税額等を税務署長に提供。
  2)マスタープラン:グループの構成事業体である法人は、グループの組織構造、事業の概要、財務状況等(事業概況報告事項)を税務署長に提供。
  3)ローカルファイル:各法人は独立企業間価格の算定に必要な書類を作成し、7年間保存する。
 
 また、外国子会社合算税制は以下の見直しが行われる。
  1)適用除外基準の適用方法:英国ロイズ市場において保険事業を行う特定外国子会社A(一の内国法人等がその発行済株式等の全部を直接または間接に保有している等が要件)の本店所在地国において、他の特定外国子会社B(同上)が実体基準又は管理支配基準を満たす場合には、Aもそのいずれかを満たすものとする。さらに上記AB間で行う取引は、関連者取引に該当しないものとする。
  2)外国税額控除の計算方法:特定外国子会社等が子会社(持株割合25%以上等)から受ける配当等のうち外国法人税の課税標準に含まれないものは、合算割合の計算に係る特定外国子会社等の所得から除外する。
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 客層の評価と向上策
 
 小売店や飲食店等の客層とは、一般には各店を利用しているお客様の特性、つまり年齢層・性別・職業・所得・住居形態・生活スタイル等の特徴を分析することによる。ところが、客層と品揃えや価格帯のバランスに関して店格レベルの向上策を話題にすると、店主や店員から或る決まり文句を聞く。「自店のお客様はマナーが悪くて困る。とても改善は無理」、と。
 具体的に悪いマナーとは、「店内にゴミを捨てる」「商品を乱暴に扱う」「お客様同士が騒ぎながら回遊している」等を挙げる。このような例の原因を単刀直入に言えば、店主や店員の日頃の態度や行動にあると考えられる。すなわち、店舗の清掃や整理整頓が行き届いていないからお客様がゴミを捨てる、店員が商品を丁寧に扱わないからお客様も商品を大切にしない、店舗の雰囲気が雑然として店員の身なりや言葉遣いが乱れているとお客様も大声で話したりする、と言える。このように、店舗管理や接客態度等によって、お客様の行動も変わる。
 お客様のマナーレベル(店格決定の要素)を上げたければ、店舗管理や接客態度を改めなければならない。清潔感あふれる快適な店内で、笑顔・ほめ言葉等を豊富に使ってお客様が喜ぶ接客をすれば、お客様の心と店側の心がつながって自然に向上する。
 
 
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))

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