ウィークリーニュース

2015.12.15

vol.847

 『ハイブリッド型年金制度導入へ 会計上は債務認識しない方向』
 
 企業会計基準委員会は確定給付制度の新たな仕組みである「リスク分担型DB」に係る会計上の取扱いの検討を開始することを決めた。
 
 リスク分担型DBとは、現在厚生労働省が検討しているもので、確定給付制度について運用リスクを事業主と加入者の双方で柔軟に分け合うことができるハイブリッド型の年金制度のこと。今年6月に閣議決定された「日本再興戦略」改訂2015にその導入に向けて検討する旨が明記されていたものである。
 
 退職給付会計基準上、リスク分担型DBは、「確定拠出制度」「確定給付制度」のいずれに該当するかは今のところ不明。国際会計基準では、給付算定式のある確定拠出制度であっても、企業に追加拠出を求めないものは確定拠出制度に区分されるとの取扱いがなされている。仮に日本でも確定拠出制度に該当することになれば、会計上は債務認識を要しないことになる。また、税制上の取扱いも平成28年度税制改正で手当てされる見込み。確定拠出制度と同様、掛金を損金に算入することが想定されている。会計上及び税務上の取扱いが確定することになれば、確定給付制度を採用する企業の多くがリスク分担型DBに移行することも想定される。
 

 
『☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ メモによるアイデアの出現
 
 「メモを取る」という習慣の度合が、皆様は強い方でしょうか。メモを取る機会は大きく分けて、他人(ひと)と対話しながら取る場合と、自分のみで記憶や記録の手段として取る場合とがある。また、メモを取ることは、相手の話が理解し易くなる等の利便性もあるが、話を真剣に聞いているという印象を持たれる効果も大きい。
 
 さらに大きな効果は、情報の蓄積と活用の拡大である。メモによって思考の流れが整然と形成され、語句や数値等によって新しいアイデアが出現したりする。また、アイデアの組合わせによって新商品企画や斬新な課題解決策が構築されることもある。
 
 ある有名女流作家のこんな体験談を読んだことがある。ある時、この作家は急に小説が全く書けなくなり、相談した人から「原稿用紙の前に座って、メモでも何でもよいから文字を適当に書いてみなさい」と言われた。指示通り枡目を埋めているうちに、徐々に小説が書けるようになったという。
 
 人は、例えば「桜」「梅」「菊」「バラ」等の文字を書いたり文字を見たりするだけで、その花の造形や色彩等が連想出来るものだ。文字や図柄等のメモによって、話の内容がより鮮明になったり、メモの組合わせによって新しいアイデアが出現したりすることは、当然の現象かもしれない。
 
 
株式会社 横井総合経営
(出典元:日本中小企業経営支援専門家協会(JPBM))
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